京都保護育成会ニュース
■韓国研修旅行実施（2018.6.21～6.23）６月２１日（木）～６月２３日（土）
２０１８年６月２２日，更生保護法人京都保護育成会（金有作理事長）は，福祉指定施設であり，福祉に関する取り組み等を今後の法人運営に活かすため，金有作理事長はじめ役職員１０名がソウル特別市の麻浦老人総合福祉館を見学した。
同福祉館は，１９９９年１２月２７日に開会し，「私たちは，地域社会と共にお年寄りの尊厳の価値と健康で幸せな生活を実現させる」をミッションとして，韓国初の「Healthy ageing」をリードする高齢者福祉館で，保護，教育，良質の生活，社会参加コミュニティを目的としている。
同福祉館は，ソウル特別市麻浦区西江路６８に位置し，宅地１,２９６㎡（３９８坪），延べ面積２,８３０㎡（８５３坪）で地下１階，地上４階建てで，ソウル特別市が所有者となり，社会福祉法人イレンド福祉財団がソウル市から委託を受け運営しており，同運営を行うに当たり，ボランティアとして２,０８４名の方が登録され，１日平均８０名のボランティアの方が活動されている。
同福祉館の利用会員登録人数は２７,５９３名で，１日平均利用者は１,７３０名である。
利用者の現状は図表のとおりである。
利用者の８０％が７０歳以上の高齢者であるが，館内を見学して強く感じたのは，利用者の皆さんが，明るく「生き生き」として幸せそうに生活を楽しんでおられる姿であった。
４階のウエルネスセンターでは，卓球台，ビリヤード，ウォーキングマシンが設置されていた。
３階の学びの広場には，語学教室があり，私たちが見学しているときに，ちょうど，英会話教室が開講中であり，約５０名の皆さんが勉強中であった。
他に日本語，中国語教室があるとの説明であった。
講演会やコンサートに利用される２００名収容の文化ホールもある。
２階には，認知症の方々のためのデイケアセンター，パソコン教室，図書室，書道・絵画室，鍼灸マッサージ室，囲碁教室があり，各自が思い思いに楽しい時間を過ごしていた。
私たちが，各フロアーを見学して，１階に下りてきたときは，お昼頃であったが，１階の玄関横にあるレストランは，多くの利用者で混雑をしていた。
ランチ弁当３５０円で１日５００食を準備すると説明があった。
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韓国研修旅行実施（2018.6.21～6.23） |
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「平成３０年度 京都更生保護施設連盟理事会・総会」が開催される。（2018.6.15） |