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月: 2012年10月

木浦共生園・韓国研修旅行実施,第一日目(2012.10.30~11.2)

10月30日(火)~11月2日(金)  

 10月30日(火)から三泊四日の日程で,ソウル特別市中部技術教育学院の視察ならびに田内千鶴子生誕100周年記念式典及び国連「WorId Orphans Day」制定推進大会へ出席のための研修旅行を実施した。
金 有作理事長をはじめ理事・評議員等16名が参加した。
 第一日目は,「ソウル特別市中部技術教育学院」の視察を行った。同学院は,ソウル市で運営され,美容,調理,洋装など多科目にわたり,年齢に制限なく就職のできない人に対し,入学の門戸を開き,各人の希望に応じて昼間は1年,夜間は6か月の期間職業訓練教育を行い,卒業時には少なくとも1個以上のライセンスを取得して卒業しているとのことでありました。

 なお,同学院への入学並びに教材などテキスト代,試験検定料,交通費など職業教育に係る費用についてはソウル市で全面的に支援しているとのことであり,国を挙げて雇用の促進,人材育成などに力が入れられていることを実感でき,就労は再犯防止に密接に関連しており,当会寮生の就労支援について新たな視点からの勉強になりました。

「ソウル特別市中部技術教育院にて」

木浦共生園・韓国研修旅行実施,第二日目(2012.10.30~11.2)

10月30日(火)~11月2日(金)  

 第二日目は,全羅南道木浦市で開催された田内千鶴子生誕100周年記念式典及び国連「WorId Orphans Day」制定推進大会に出席した。
 木浦市民文化体育センターにおいて,異国である木浦市で孤児たちのために生涯を捧げて3千人もの孤児を守り育て,社会福祉の発展に大きく貢献された田内千鶴子さんの生誕100年周年記念式典が挙行された。
 同式典の式前祝賀公演として「木浦市立舞踊団」による踊りと田内さんの故郷である高知県の「日本よさこい伝統踊り」が披露された後,各方面からの有識者による田内さんの功績を称えて祝辞が述べられ,田内さんの生誕100周年を記念して,「世界孤児の日」を制定して,世界の孤児を地球市民が愛し立派に育てようとのメッセージが発信され,田内さんの長男である尹基氏の感謝の挨拶の後,同式典は幕を閉じた。
 人類愛に満ちた田内千鶴子さんの精神と更生保護事業は愛情を育むところに共通点を見いだすことができ,同大会に出席して「慈愛の心」について再認識しました。

「木浦市民文化体育センターでの記念式典」

木浦共生園・韓国研修旅行実施,第三日目(2012.10.30~11.2)

10月30日(火)~11月2日(金)  

 第三日目は木浦の共生園を訪問しました。
 共生園は去る1936年,田内千鶴子さんの主人である尹 致浩氏と田内さんが孤児たちを世話し,1968年に逝去されるまで3千人の孤児たちを育てた地で,その後,建物は整備され,施設の前がすぐ海で,後ろは山に囲まれ風光明媚な穏やかな環境の中で,共生園を我が家として施設職員の熱き愛情のもと,現在,幼児から高校生まで71人の方が生活されているとのことでした。

「木浦共生園にて」

“平成24年度京都府更生保護大会”において表彰される。(2012.10.18)

“平成24年度京都府更生保護大会”において表彰される。(2012.10.18)

「表彰を受けた,当会の理事・評議員及び補導員」

「表彰を受けた,当会の理事・評議員及び補導員」




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