11月18日(金)
当会は,全国の矯正施設はもとより,地元京都刑務所からの仮釈放により出所した人たちや満期で出所した人たち,また特別調整対象の人たちを受け入れているところ,当会の理事・評議員に受刑生活の処遇の実際を見学して,理解を深めてもらい,今後の更生保護事業に生かしていくため,京都刑務所の見学会を実施し,金有作理事長ほか10名が参加した。
同見学会において,入所から出所までの課程について「~いま,塀の中で行われていること~」の内容として,
犯罪の責任を自覚させる。
健康な心身を培わせる。
社会生活に適応するのに必要な知識や生活態度を取得させる。
そのための,一般改善指導及び,改善更生や円滑な社会復帰に支障を来す受刑者の個別の事情を改善するため行う指導(①薬物依存離脱指導,②暴力団離脱指導,③性犯罪再犯防止指導,④被害者の視点を取り入れた教育,⑤交通安全指導,⑥就労支援指導)などの実施状況についての説明を受けた。
その後,施設内の見学が行われた