6月8日(火)~9日(水)
京都保護育成会において,近畿地方更生保護委員会主催による研修会が開催された。
研修参加者は,近畿管内11箇所の更生保護施設の中で,おおむね2年以下の勤務年数の補導職員から7名が参加し,これらの者の処遇能力の向上を目的として実施された。
講師及び来賓者は下記の方々であった。
・近畿地方更生保護委員会 関口裕 事務局長
・近畿更生保護施設連盟 加藤吉宏 会長
・近畿地方更生保護委員会 竹本直治 更生保護管理官
・近畿地方更生保護委員会 大久保直人 保護観察官
・京都保護観察所 寺戸亮二 所長
・京都保護観察所 田中英治 統括保護観察官
・京都保護観察所 仲平和也 主任保護観察官
・京都保護育成会 河 炳旭 名誉顧問
・京都保護育成会 西山孝昭 施設長
第1日目の開会には, 関口裕事務局長,加藤吉宏会長のご挨拶をいただき,また,河 炳旭名誉顧問の歓迎のことばをいただいた。
その後,竹本直治更生保護管理官による「講義」及び処遇の実情と補導員としての取り組みを「研究協議」した。
18:00からは,被保護者の夕食及び夜間の個別指導等の「実務実習」があり,19:00に第1日目が終了した。
第2日目の6:00から,被保護者の起床から出勤までと,職員間の引き継ぎ事務処理などの「実務実習」を行った。
9:00からは,西山孝昭施設長が当会における処遇の実際として「講義」を実施した。
その後,田中英治統括保護観察官の進行による,被保護者の処遇上とくに配慮すべき事項について全員で「研究協議」を行った。
11:30から,寺戸亮二所長から閉会の挨拶をいただき,昼食後に散会した。