7月29日(木)11時から
宇治地区更生保護女性会渡邊前会長をはじめとする3名の方々が来所された。
西山施設長による施設概況説明後,同会から被保護者の自立更生のために,お菓子と協力金を手渡され激励された。
法務省主唱の”社会を明るくする運動”は,犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深めそれぞれの立場において力を合わせ,犯罪や非行のない地域社会を築こうとする全国的な運動です。
この運動を効果あるものとするため当会では,地域社会の理解が得られるようポスターを掲示し,ガレージには“のぼり”3本を立て啓発を行った。
その他,西京極スタジアムで京都サンガF.C.の試合前に,地元保護司会の啓発パレードに参加した。
6月28日(月)16:30から21:00
面談室において京都保護観察所 仲平和也主任保護観察官による被保護者への駐在面接が実施された。
今回は5名の面接を実施し,被保護者の状況,態様,措置を確認された。
後日,面接票にて面接状況及び所見・措置の報告があった。
6月8日(火)~9日(水)
京都保護育成会において,近畿地方更生保護委員会主催による研修会が開催された。
研修参加者は,近畿管内11箇所の更生保護施設の中で,おおむね2年以下の勤務年数の補導職員から7名が参加し,これらの者の処遇能力の向上を目的として実施された。
講師及び来賓者は下記の方々であった。
・近畿地方更生保護委員会 関口裕 事務局長
・近畿更生保護施設連盟 加藤吉宏 会長
・近畿地方更生保護委員会 竹本直治 更生保護管理官
・近畿地方更生保護委員会 大久保直人 保護観察官
・京都保護観察所 寺戸亮二 所長
・京都保護観察所 田中英治 統括保護観察官
・京都保護観察所 仲平和也 主任保護観察官
・京都保護育成会 河 炳旭 名誉顧問
・京都保護育成会 西山孝昭 施設長
第1日目の開会には, 関口裕事務局長,加藤吉宏会長のご挨拶をいただき,また,河 炳旭名誉顧問の歓迎のことばをいただいた。
その後,竹本直治更生保護管理官による「講義」及び処遇の実情と補導員としての取り組みを「研究協議」した。
18:00からは,被保護者の夕食及び夜間の個別指導等の「実務実習」があり,19:00に第1日目が終了した。
第2日目の6:00から,被保護者の起床から出勤までと,職員間の引き継ぎ事務処理などの「実務実習」を行った。
9:00からは,西山孝昭施設長が当会における処遇の実際として「講義」を実施した。
その後,田中英治統括保護観察官の進行による,被保護者の処遇上とくに配慮すべき事項について全員で「研究協議」を行った。
11:30から,寺戸亮二所長から閉会の挨拶をいただき,昼食後に散会した。
5月31日(日)16:30~
更生保護法人京都保護育成会「理事会・評議員会」が,5月31日(月)16:30から京都全日空ホテルで開催された。
理事出席者は,金有作理事長をはじめ理事総数9名中9名,評議員出席者は総数13名中12名であった。
陪席者として京都保護観察所 寺戸亮二所長,田中英治統括保護観察官,及び仲平和也主任保護観察官が出席した。
金有作理事長は,2009年度活動を支えてきた理事・評議員らの協力に謝辞を述べた後,「更生保護育成事業をより改善,発展させ,今後は在日同胞にも奉仕できる新たな事業を目指したい。そのため更生保護育成事業に,高齢化に対処できる福祉事業をあわせた新たな方策を切り開かなければならない」と語った。
続いて,京都保護観察所 寺戸亮二所長は,「最後の砦として,彼らを社会復帰させる重要な役割を,さらに発展させて下さい」と述べた。
会議では,西山孝昭施設長が「2009年度一般会計決算」と「2009年度収益事業決算」の報告,李振國監事と沈裕黷監事が監査報告を行い,一般会計決算と収益事業決算の報告が原案通り,満場一致で承認された。
理事会・評議委員会終了後の合同意見交換会では,金有作理事長の挨拶の後,公館から初めて参加した駐大阪大韓民国総領事館・呉榮煥総領事が来賓挨拶した。
在日韓国人と日本の行政が力を合わせ,更生保護育成事業に取り組んでいる姿に感銘し「京都は,過去に,韓国と日本の間にさまざまな不幸な歴史跡が残っているが,それを超越して在日と日本の行政が更生保護育成事業を通じて,韓・日の共生社会をさらに発展させてください」と激励した。
懇親会では,河炳旭名誉顧問が乾杯の音頭をとって祝杯を挙げた後,理事・評議員らは今後の活動について意見交換した。
5月16日(日)10:00~
単身者が多い被保護者の自立生活を助けるため,自炊技術習得を目的とする「第23回男の料理教室」を食堂及び厨房にて実施した。
指導者は田渕調理員を始め職員3名,外部からは右京地区更生保護女性会の高木会長,藤谷先生,立入先生が指導に来所された。
被保護参加者はA班とB班に分かれて調理を開始。
和気あいあいの中,料理が出来上がり参加者全員で美味しくいただいた。
また,食後に高木会長からフルーツを頂き,後片づけをして終了した。
4月13日13:30から京都保護観察所 寺戸亮二所長,田中英治統括,仲平和也観察官が来所。
金有作理事長,西山施設長と面談の後,施設内を視察された。
更生保護法人京都保護育成会「理事会」が,3月26日16:30から京都ホテルオークラで開催された。
理事会出席者は,金有作理事長をはじめ理事総数9名中7名,河炳旭名誉顧問他顧問団4名,陪席者として京都保護観察所土井眞砂代所長,井之口隆統括保護観察官,及び山口裕司主任観察官が出席した。
議事は次の案が審議され異議なく了承され終了した。
1.2010年度事業計画(案)
①被保護者の受け入れ拡大と処遇の充実
②関係機関との連絡協議の強化
③地域社会との融和と連携の促進
④財源確保
⑤職員の職務能力向上と待遇改善
⑥適切な施設管理運営
2.同年度一般会計収支予算書(案)
3.同年度収益事業(駐車場)収支予算書(案)
4.その他
「評議員会」は互選された王寛一評議員が議長となり,17:00から同所で開催された。
出席評議員は総数13名中11名であった。
議案は理事会と同じく異議なく了承され終了した。
続いて,18:00から同所で理事,評議員が出席して合同意見交換会が実施された。