12月8日(土)16:00~
12月8日(土)午後4時から,花園会館2階教化ホールにおいて,平成24年度右京地区保護司会特別自主研修会が実施された。
右京地区保護司会の研修の一環として,同区保護司から,更生保護にかかわる研修の実施方について依頼があり,更生保護業務を共通としている当会の脇田施設長が同区保護司約50名に対し「刑事施設内の生活から社会復帰に至るまで」という演題で講演された。
内容については,
①刑事施設と社会との連携について
②刑事施設における社会復帰の取り組みについて
③刑事施設の対外的な社会復帰への支援
④更生保護施設について
⑤更生保護施設と地域との関わりについて
などの内容について研修を実施した
。 講演後,更生復帰にかかる事項についての質問もあり,更生保護事業を通じて,講演を実施したことにより,当会と地域との共生,情報交換など意義ある研修会となった。
11月3日(土)~12月21日(金)
下記の更生保護女性会(敬称略・日付順)等からの年末の激励を受けた。
下京醒泉地区更生保護女性会
綴喜地区更生保護女性会
京都府更生保護女性連盟顧問
乙訓地区更生保護女性会
相楽地区更生保護女性会
亀岡地区更生保護女性会
京都府更生保護女性連盟会長
西京地区更生保護女性会
高島地区更生保護女性会(滋賀)
右京地区更生保護女性会
東山地区更生保護女性会
北地区更生保護女性会
宇治地区更生保護女性会
上京東地区更生保護女性会
京丹後地区更生保護女性会
上京西地区更生保護女性会
南丹地区更生保護女性会
下京南地区更生保護女性会
下京保護司会副会長
被保護者に対し,お米や旬の野菜,また下着や靴下等の衣類や,日用品を寄付していただき,被保護者全員に配布し,豊かな年末となった。
各地区更生保護女性会等の皆様には感謝申し上げます。
10月30日(火)~11月2日(金)
10月30日(火)から三泊四日の日程で,ソウル特別市中部技術教育学院の視察ならびに田内千鶴子生誕100周年記念式典及び国連「WorId Orphans Day」制定推進大会へ出席のための研修旅行を実施した。
金 有作理事長をはじめ理事・評議員等16名が参加した。
第一日目は,「ソウル特別市中部技術教育学院」の視察を行った。同学院は,ソウル市で運営され,美容,調理,洋装など多科目にわたり,年齢に制限なく就職のできない人に対し,入学の門戸を開き,各人の希望に応じて昼間は1年,夜間は6か月の期間職業訓練教育を行い,卒業時には少なくとも1個以上のライセンスを取得して卒業しているとのことでありました。
なお,同学院への入学並びに教材などテキスト代,試験検定料,交通費など職業教育に係る費用についてはソウル市で全面的に支援しているとのことであり,国を挙げて雇用の促進,人材育成などに力が入れられていることを実感でき,就労は再犯防止に密接に関連しており,当会寮生の就労支援について新たな視点からの勉強になりました。
10月30日(火)~11月2日(金)
第二日目は,全羅南道木浦市で開催された田内千鶴子生誕100周年記念式典及び国連「WorId Orphans Day」制定推進大会に出席した。
木浦市民文化体育センターにおいて,異国である木浦市で孤児たちのために生涯を捧げて3千人もの孤児を守り育て,社会福祉の発展に大きく貢献された田内千鶴子さんの生誕100年周年記念式典が挙行された。
同式典の式前祝賀公演として「木浦市立舞踊団」による踊りと田内さんの故郷である高知県の「日本よさこい伝統踊り」が披露された後,各方面からの有識者による田内さんの功績を称えて祝辞が述べられ,田内さんの生誕100周年を記念して,「世界孤児の日」を制定して,世界の孤児を地球市民が愛し立派に育てようとのメッセージが発信され,田内さんの長男である尹基氏の感謝の挨拶の後,同式典は幕を閉じた。
人類愛に満ちた田内千鶴子さんの精神と更生保護事業は愛情を育むところに共通点を見いだすことができ,同大会に出席して「慈愛の心」について再認識しました。
10月30日(火)~11月2日(金)
第三日目は木浦の共生園を訪問しました。
共生園は去る1936年,田内千鶴子さんの主人である尹 致浩氏と田内さんが孤児たちを世話し,1968年に逝去されるまで3千人の孤児たちを育てた地で,その後,建物は整備され,施設の前がすぐ海で,後ろは山に囲まれ風光明媚な穏やかな環境の中で,共生園を我が家として施設職員の熱き愛情のもと,現在,幼児から高校生まで71人の方が生活されているとのことでした。
“平成24年度京都府更生保護大会”において表彰される。(2012.10.18)
8月8日(水)13:30~15:00
慶應義塾大学法学部の学生及び大学院生30名と太田達也教授が,“刑事施策・犯罪学・被害者学”の授業の一環として施設参観をされた。
はじめに,大会議室において施設案内のDVDを視聴していただき,その後,脇田施設長が施設の概要及び,被保護者への処遇内容,また事前に質問を頂いていた内容についての質疑応答が行われた。
その後,施設内を見学され,更生保護の現場と関係者の苦労を知る機会となった。
8月5日(日)10:00~12:00
単身者が多い被保護者の自立生活を助けるため,自炊技術習得を目的とする「第32回男の料理教室」を食堂及び厨房にて実施した。
指導者は田渕調理員,深見補導員,今久保補導主任の3名,外部からは右京地区更生保護女性会の宇都宮先生,藤野先生が指導に来所された。
被保護参加者は,分担して調理を開始し,時間通りに出来上がった。
美味しく出来た料理は,昼食として参加者全員でいただきながら座談会を実施し,その後,参加者全員で後かたづけを行い終了した。
7月22日(日)18:30~
第62回“社会を明るくする運動”右京地区推進委員会及び啓発パレードに脇田施設長を始め,補導員2名が参加した。
当日,18時過ぎから,西京極総合運動公園市民スポーツ会館を会場に,右京地区社明推進委員会に参加。
京都保護観察所長から右京区長へ法務大臣メッセージの伝達が行われ,また右京警察署長から右京区内の事件受理等について報告が行われた。
19時45分からは,J2リーグ「京都サンガF.C」対「愛媛F.C」戦のハーフタイムにグランドを行進し同運動の啓発を行った。
7月は,強調月間とし「犯罪や非行を防止し,立ち直りを支える地域のチカラ」をスローガンに次の活動を推進した。
一.行動目標
「犯罪や非行をした人たちの立ち直りを支えよう」
「犯罪や非行に陥らないよう地域社会で支えよう」
「これらの点について,地域社会の理解が得られるよう協力しよう」
二.重点事項
「立ち直りを支える取り組みについての理解促進」
「就労・住居等の生活基盤作りにつながる取り組みの推進」
「中学生に対する非行防止のための積極的な働きかけ」