2011年4月1日付で,定年退職となった西山孝昭前施設長に代わり,脇田健治補導主任が施設長として就任をした。
2011年度からは,新たな体制のもと当会の運営を行う。
更生保護法人京都保護育成会「理事会・評議員会」が3月25日(金)16:30から京都全日空ホテルで開催された。
理事会出席者は,金有作理事長をはじめ理事総数8名中8名,朴東鉉顧問をはじめ顧問団3名,陪席者として京都保護観察所寺戸亮二所長,田中英治統括保護観察官,及び仲平和也保護観察官が出席した。
議題は次の議案が審議され,第1,第2,第3号議案については異議なく承認可決された。
第1号議案
2011年度事業計画(案)の承認について
①被保護者の受け入れ拡大と処遇の充実
②関係機関との連絡協調
③地域社会との融和と連携の促進
④財源の確保
⑤職員の職務能力向上と待遇改善
⑥適切な施設管理運営
⑦広報活動
第2号議案
同年度一般会計収支予算書(案)の承認について
第3号議案
同年度収益事業(駐車場)収支予算書(案)の承認について
第4号議案
任期満了による役員・評議員の改選について
第5号議案
その他
上記の第4号議案については,質疑の後,原案どおり,2011年度新評議員13名が承認可決された。
第5号議案については特段の提案はなく,また,任期満了で退任される理事の方に理事長から感謝状と記念品が贈呈された。
「評議員会」は互選された李徳浩評議員が議長となり,17:30から同所で開催された。
出席評議員は総数13名中10名であった。
議案は,第1,第2,第3号議案については,異議なく承認可決され,第4号議案については,原案どおり,2011年度新理事9名が承認可決された。
その後,任期満了で退任される評議員の方に理事長から感謝状と記念品が贈呈された。
また,定年退職となる西山孝昭施設長に対し,理事長から表彰状と記念品が贈呈された。
以上をもって議案の審議を終了し,議長は閉会を宣言した。
続いて,18:00から同所で理事,評議員が出席して合同意見交換会が実施された。
東日本大震災で被災された皆様に,心よりお見舞い申し上げます。
そして,亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
“更生保護法人京都保護育成会”では,被災された皆様の安全と,1日も早い復興を支援するため,義援金の募金を開始しました。
当会の大会議室は,地域住民の方々に多数ご利用して頂いているため,玄関ホールに義援金箱を設置し,ご協力をお願いしています。
お預かり致しました募金は,公益財団法人京都新聞社会福祉事業団へ送り,復興支援に使われます。
2月20日(日)10:00~13:00
単身者が多い被保護者の自立生活を助けるため,自炊技術習得を目的とする「第26回男の料理教室」を食堂及び厨房にて実施した。
指導者は田渕調理員,脇田補導主任,深見補導員の3名,外部からは右京地区更生保護女性会の高木会長,北原先生,佐藤先生が指導に来所された。
被保護参加者はA班とB班に分かれて調理を開始。
出来上がりを参加者全員で美味しくいただきながら,座談会を実施した。
また,高木会長からの“はっさくみかん”もいただき,全員に給付した。
2月16日(水)15:00~17:00
京都市右京福祉事務所保護課・支援課に所属されている職員の方々が,研修のため当会へ来所された。
始めに,施設長から当会の業務内容や,高齢者・障がい者に対応する指導や援助方法の説明を行った。
また,施設内を見学され,その後,熱心な質問が多数あった。
様々な福祉需要をもった当会被保護者へのご理解とご協力を賜った。
平成22年11月から事業開始した京都府地域生活定着センターの職員が当会施設を見学された。
地域生活定着センターとは,高齢・又は障がいを有する者が,矯正施設を出所後,更生保護施設を経由したりして,福祉サービス等を利用できるようにするための支援を行ったり,地域の中で自立した社会生活を営むことを支援する目的がある。
はじめに,西山施設長から被保護者への処遇内容等の説明があり,その後,地域生活定着センター職員からの熱心な質問が多数あった。
当会も高齢者・障がい者の受入施設に指定されており,今後は地域生活定着センターと連携して高齢・障がい者を特別調整出所者としての支援を円滑かつ効果的に実施していく予定である。
1月1日(土)11:00~
平成23年元日,食堂にて施設長を囲み,職員と被保護者のほぼ全員が参加した新年会を行った。
冒頭,施設長の訓話に引き続き,参加者全員が昨年の反省や,新年を迎えた抱負を述べながら“良いことが重なるように”との願いを込めた当会からのおせち料理等を頂いた。
最後に,今年一年の無病息災と更生への誓いを祈念し,新年会を終了した。